JOURNAL 07
車が真っ白な泡に包まれている動画を、見たことがある人は多いと思います。
あれは見た目のためにやっているのではありません。
泡には、傷を減らすための役目が二つあります。
ボディに付いた砂やホコリは、小さな石の粒です。
そこへいきなりスポンジを当てて動かすと、粒を塗装の上で引きずることになります。
洗車でできる細かい傷は、こうして付きます。
こする前に、どれだけ砂を減らせるか。
こするときに、どれだけ滑らせられるか。
泡はこの両方を助けます。
きめの細かい泡は、汚れを包んで塗装から浮かせます。
泡を吹きつけて少し置き、水で流す。
これだけで、手を触れる前に砂や泥を減らせます。
この工程が「予洗い」です。
泡が面に長く留まるほど、汚れを浮かせる時間が取れます。
すぐ流れ落ちる水っぽい泡より、密度のある泡が向いているのはそのためです。
予洗いのあと、もう一度泡をのせてミットで洗います。
泡がミットと塗装のあいだに入り、滑りがよくなる。
力を入れなくてもミットが動くので、こすり傷が付きにくくなります。
泡を吹きつけるフォームガンは、あれば便利な道具です。
なくても困りません。
バケツにシャンプーを入れ、ホースの水を勢いよく注げば、泡は十分に立ちます。
手順はどちらも同じです。
日なたでは泡がすぐ乾いて、跡が残ります。
日陰か、朝夕の涼しい時間に洗ってください。
洗い終わったら、次は拭き上げです。
拭き上げで、傷をつけない。に続きます。
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